こんにちは。我が家の息子君(5歳)が泳げるようになるまで!を綴っていきます。
元水泳部、30代2児の母「ぶちカボチャ」が書いていきます。
最後までよろしくお願いします。
始まりは…
「小学校に入学する時にはある程度泳げないと恥ずかしい。」
「今の時代、小学校に入る時には泳げて当たり前。」
大げさかもしれませんが、こんな話を耳にしました。
息子が通う保育園では、夏の間だけプールで週に1回体操教室があります。
ですが、近隣の幼稚園では「年間通してプールのカリキュラム」があるなんて話もあります。
そして、息子君の通う保育園では水泳教室に年少になる前から通っている子がチラホラ。
我が家の息子君は、夏に公園にある小さい浅いプールに行ったり、保育園でプールで遊んだりする程度。
そして、水に顔をつけるのは一瞬だけ。しっかり顔つけができません。
これは、このままではマズイ!!
入学直前になって慌てるよりも、今から少しずつ慣らしていこう!と思い、週に1回・毎週土曜日に市民プールに通う事にしました!
親子で通うメリットは?
これって、親が教えなくても「水泳教室に通えば済む話」なんです。
では、親子でプールに通い親が泳ぎ方を教えるメリットって何でしょう??
1.水泳教室代が浮く。
近隣の水泳教室は…
週1回送迎付きで月7000円~+年会費。
私達が通い始めた市民プールは…
1回親子二人で230円。
ひと月4週で920円+ロッカー代が4回で80円。1ヶ月1000円です。
安い!明らかに安いですよね。
2.子供とのコミュニケーション
下の娘っ子はまだオムツの為、市民プールはNGです。
そのため、実家で娘っ子をお昼寝させている間に息子君と通っています。
2人での外出はプール以外ないので、息子君は手を繋いできたりして嬉しそうにしています。
最近では「娘っ子もオムツ取れたら一緒に行けるね!」と3人で行くのを楽しみにしてくれています。
仕事をしていて、私(母)といるよりも保育園にいる時間の方が長い子供たち。
たった50分のプールの時間が、大事なコミュニケーションの時間になっています。
3.自分の運動にもつながる
妊娠前と比べ、明らかに増えている体重。減らない。
週1回でも通えば違ってくるのでは…と期待しています。
あと、腰痛がひどい私には水の中での適度な運動が合っているのではないか…とも思っています。
非常に疲れますが、いい疲労感なのかなと思います。楽しいですしね!
デメリットも…
デメリットももちろんあると思います。
1.教えるのは素人
そう、元水泳部でも私は教えるのは素人です。
「本当にこれでいいのかな?変な泳ぎ方の癖がついちゃうかな?」と不安はもちろんあります。
ですが、今の時代「泳ぎ 教え方」とか何とかググってしまえば、出てくる出てくる。
教える方が不安になっていては、教えられる方はたまらないですよね。
別に、競泳の選手にしようなんて思っていないし、本人がそう望むようになったら然るべきところに通えばいい。
市民プールに行けば、親が子供に教えている姿がいくらでも見られます。
素人だって気にしない!デメリットに何てならない!そう思いたいですよね。
2.新しいお友達
お教室に通っている子には「水泳教室のお友達」がいるそうです。
でも、「お母さんとの思い出」が私と息子君にはできています。
「お友達」はこれから先、小学校中学校高校といくらでも作れます。
でも、「親に泳ぎ方を教わった思い出」は今しかないのです。
そしてそれは、「息子君とプールに通った思い出」として私の中に残るのです。
その内、反抗期がきて一緒に外出してくれなくなった時に「もっと一緒に出掛けていれば」なんて思わないようにいい思い出として自分の中に残る様にしていきたいと思います。
ステップ1 水に慣れる!
まずは、水に慣れて顔を水につけられるようになろう!
「プール楽しい!」「プール行く!」と自ら言ってもらえるようにプールを好きになってもらおう!
まずは、顔をつける練習をしていきたいと思います。
あわよくば、蹴伸びまで一気に行けたらいいな(むりはしないで)。
市民プール 1回目 「顔つけ5秒」
初めての市民プール。
13時から13時50分までで、大人150円・小人80円と格安!!
ロッカーなんて、20円!!まさかの二けた!
着替えてトイレに行って、シャワーを浴びて。
準備体操は、保育園の体操教室でやっているのでお手の物。
「すごい!準備体操上手だね!!」
とりあえず「帰りたい病」が出ないように1つ1つ褒める。
浅いプールには、赤いすべり台と小さなウォータースライダー。
ウォータースライダーには身長制限が120cm。
現在98cmの息子君は滑れません。
小さい子でも滑れる赤い滑り台は、ガラガラで貸し切り!
息子君エンドレスで滑る滑る。楽しそう!
でも、すべり台をすべる時のしぶきが顔にかかると両手で必死に拭う。
これでもかと拭う。ムムム。
すべり台を堪能した所で「ちょっと、顔つけてみようか?」と誘う。
「いいよ!」と返事が!「お!」と思って見ていると、チョンッと水につけてまた必死に水を両手で拭う。
そして、「できたよ!」と満面の笑顔。
…うーん。
結局、この日は「顔をつけて早足で5秒数える」を1回で終了。
残りの時間は、母につかまりながら大きいプールを歩いて行ったり来たりで終わりました。
市民プール 2回目 「顔つけ5秒」×2回
前回、「顔を5秒つける」を2回やると約束していたので、準備体操の後、すべり台に行く前にやろうと誘いやってみる。
が、しかし、1回もできなくなっている。
週1だとだめか⁈
いや!まだ2回目だし、根気よく。
何度かチャレンジするも、チョンっとつけると必死に両手で水をぬぐうの繰り返し。
これは…と思い、5秒ではなく2秒を2回に変更。
何とか「顔つけ2秒を2回」できました。
荒療治だけど「1回思い切って頭までもぐってみれば怖くなくなるかもよ?」と試しに提案。
「イヤ!!」速攻却下。ですよね!
その後は、すべり台と歩くのを時間までやって終了。
今回は母から少し離れてプールのふちを持ちつつ歩けました。
大きいプールは息子君がたつと顎まで水があります。
でも、怖がらずに楽しそうにピョンピョンはねながらよく歩きました。
顔にも水かかってるのに…。
もしかしたら、水がコワイと言うよりは、潔癖症な息子君は顔に水が付くのがイヤなのかな??と思いました。
次も顔つけがんばろう!と約束して終了。
市民プール 3回目 手を繋いで歩く
今回は「今日は行かない」から始まりました。
先週は市民プールで水泳大会があり、練習をお休みしたのです。
1度でもお休みするとダメですね…。
でも、何とかプールまで連れて行くと、ちょっと楽しそうな様子。
嫌がっていても連れて行ってしまえば大丈夫なんだ!と新しい発見です。
いつも通り準備をして「何からやる?」と聞くと「大きいプール入りたい!」と。
前2回にはない返事!
大きいプールに入るとまずは手を繋いで歩く。
「顔つける?」と聞くと「プールから出てやる」。
プールサイドに正座して顔をプールへ。
え?なにこの姿勢。これなら洗面器でもできちゃうじゃん?
と思いつつも、本人が「やらない」と言うと困るので、本人の希望を優先しその姿勢のままチャレンジ。
チョンとつけるとまた必死に顔をぬぐう。
またチャレンジ。
5秒はできず、3秒。
「すべり台する」と小さいプールへ。
2回ほどすべると、「顔つける」と自ら志願。
プールに入ったままプールのふちを持ちチャレンジ。
何度か試みてやっと5秒。
「5」数えると、パッと顔をあげてしまいましたが、もうちょっとつけていられそうでした。
残りの時間は、大きいプールへ。
プールのふちの方を他の方が歩いていたため、プールの真ん中へ。
両手を持って歩いていると(私は後ろ歩きです)、息子君の足が後ろへ!!足が浮いている!
母「顔!顔つけて!!」
息子「イヤ!!!!」。
顔がつけられれば、蹴伸びの体勢になったのに~!!
でも、すごい進歩!ビックリ!!
その後は、大きいプールで何もつかまらずにピョンピョン楽しそうに歩くので、追いかけっこをして遊びました。
心なしか、顔をぬぐうのが減ったような気がします。
帰りの車の中…
母「泳げるようになりたい?」
息子「なんで?」
母「泳げるようになりたいと思えなかったら、泳げるようにならないんじゃない?」
息子「なりたいかな!」と。
精神的にも大きな進歩の回でした。
市民プール 4回目 お風呂でも変化が!
4回目までの1週間は、自宅での変化が見られました。
入浴中の事、お風呂のふちを持ち足を浮かそうとしている息子君の姿が!
「どうした??」と聞くと「練習しちゃった」と息子君。
か、かわいいじゃないか。う、うれしいじゃないか!
「泳げる様になりたいから」と自ら進んで練習を。自主練を始めたのです。
もちろん、顔つけの練習もします。
私が早口で数えて「20」できました!すごい進歩!!
「顔をつけて蹴伸びができないと、泳げる様になれないよ」
と話したのを覚えていてくれて、自主練をしてくれました。
「泳げる様になりたい」と自分から思ってくれたのが「自主練」へと繋がり
そして「上達」していくのだ、と息子君に教えられました。
「やる気スイッチ」って本当に大事!!
そして、待ちに待ったプールの日。
この日までに息子君に「いつプール行く?」と初めてプールをせがまれました。
前回「行かない」と言っていたのは誰??
凄い心境の変化です。うれしい!
ついてからもうれしそうに「今日は何回つける?」と聞いてきます。
「じゃあ、20を3回?」とハードルを上げると「…え!?」とちょっとテンションが落ち気味に。
「じゃあ、10を2回ね!出来そうなら20までやろうね。」とハードルを下げると「それならできるかな♪」と自慢げ。かわいい。
いつも通りの準備をして、「どっちから?」と聞くと「大きい方!」。
まずは、追いかけっこからします。
先に息子君がスタート。じりじり近づくと、キャッキャッと逃げていきます。
楽しそう!
途中で両手を繋いで歩くと、足を後ろに浮かせようともがいている息子君。
「そうだ!このまま顔つけて足を後ろに伸ばせたら(蹴伸びの姿勢)顔つけ1回でいいよ!」と提案してみると「……。」。
やっぱりダメか…と思っていたら、何と息を吸い込んでいる!
そして、顔をつけて足をプールの床から離して後ろへ伸ばそうとジタバタしたのです!
バタ足をしようとしたのか、足は膝がまがったままジタバタしてるし、両手には力が入って肘は曲がってるし、蹴伸びとは程遠い姿勢になってはいましたが、4回目にして初めて顔をつけて足を浮かせることができました!
「すごい!すごい!」と母大はしゃぎ。
息子君は、必死に顔を拭いながらもドヤ顔で笑顔いっぱいでした。
がんばった息子君に「もう1回!」と欲が出ましたが「むり!」と即答。
その後は、蹴伸びの姿勢をやって見せたり、近くで浮いていた男の子をお手本にさせてもらい「ああやって浮けるようになったらバタ足の練習するから、まだバタ足しなくていいよ」と教えました。
2回目の顔つけは小さいプールで。
ちゃんと10数えるまでつけていました。
残り時間はすべり台を堪能。
帰る前に「ママ、泳がないの?」と言われたので「じゃあ見ててね」と言ってプールサイドで待っていてもらいクロールを見せて終わりました。
見よう見まねでバタ足をしようとしていた息子君。
きちんと「蹴伸び」の姿勢を見せたり、泳いでいる所を見せるのも大事な練習の一つになるのかな?と感じました。
次は、顔をつけて両手両足を伸ばせるように、今まで見たいに両手を繋いで足を後ろに伸ばすのではなく、息子君の腰・お腹の辺りを支えてみようと思います。
どうしたらいいのか?息子君を見ながら、息子君に必要な練習を私も練習しなくてはいけないな、と思っています。
あとがき
まずは、始めて1ヵ月。何とか顔つけは出来るようになってきました。
蹴伸びとまでは行きませんが、足をプールの中で地面から離すことも出来てきました。
そして、何より「泳げる様になりたい!」と言う願望が芽生えました。
息子君の「やる気スイッチ」がONになったことが大きな大きな1歩だったように思います。
そして、ちょっと調べてみたところ、水泳教室に通っていても、泳ぎの習得は個人差がかなりあるようです。
このことを知っていると、焦らずに息子君のペースで進めていくことが出来るような気がします。
言葉を覚えるのと一緒で、泳ぎを覚えるのも個人差があって当たり前ですよね。
水泳教室とは違い、マンツーマンですから!息子君の一喜一憂をみて、楽しんでいこう!と思えた1ヵ月でした。
そして、次のステップは「水に潜る・浮く」!
次はどれくらいで出来るようになるのか?
「やる気スイッチ」をONのまま、うまく進められるのか?
私もがんばります!焦らず…楽しみながら!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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