先日、東名高速道路を使って静岡から東京までお出かけに。
開通したての頃は、「新東名」を使っていたのですが、最近は「東名」ばかり利用しています。なんとなくだけど、普通の東名の方が落ち着くんですよね!新東名はちょっとビビってしまいます。
そんな、高速道路の楽しみの一つがサービスエリア!最近は温泉だったり、ドッグランだったり観覧車だったり、まさにテーマパーク状態。
で、今回も行きは富士川SAと海老名SAに寄ったのですが、
帰りは、行った事のない「サービスエリア」に行ってみようと言う事で、富士山のふもとにある「駒門PA(下り)」に寄ってきました。
※移転により、現在の駒門PAの営業は2017年4月19日までとの事です!→静岡新聞NEWS
最初は何もないのかと思ったら、哀愁はあるし、カレーは旨いし、めちゃくちゃいい所だったのでレポートします。
東名高速 駒門PA(下り)の場所は?
東京から名古屋方面に向かうのが下りです(たまにこんがらがる…)
足柄の次ですね。
昼食や夕食を食べる時は、海老名や足柄や富士川が多いんじゃないかと思います。
着いた時の印象は「寂れてるな~」といった感じ。トラックが多かったです。でも寂れている感じきらいじゃないのです。
食事所は1軒のみ!
駒門PA(下り)にある食事所は1軒のみ。あとは、カップラーメンの自販機が。
営業時間は19時30分まで。今時19時30分はちょっと早いような気がしますが、山時間ですね。夕飯を食べようと寄ったのですが、閉店ギリギリでした。
食事処はお土産物屋さんに併設されていて、おばちゃんが一人で作っています。
とりあえず、食券を購入し「カレーライス」を注文。
富士山の名水で作っているという、カレーライス。食堂のおばちゃんが毎日手作りしているらしい。壁にはテレビの取材レポートも。今田耕司だったかな?
おすすめは「駒門チキンロールカレー」なんでも、カレーグランプリ3位入賞との事!
暫くしてカレーが到着!
ボリューム満点の絶品カレーでした!
まず、ボリュームに圧倒。普通のカレーだけでお腹いっぱいになりました。15インチのノートパソコンと同じくらいのお皿の上に、ドカッと盛られたご飯とカレー!
しかも、これで550円と超リーズナブル!
スパイスもしっかり効いてて、辛さもちょうどいい感じ!(子どもにはちょっと辛いかも)心地いいスパイスの辛さが運転で疲れた体に染みわたります!
「こんなところにこんな絶品カレーが存在していたなんて…。」
オレは今まで一体何をしていたんんだ!こんなに旨いカレーを知らなかったなんて!
作業着の常連のようなお客さんが手慣れたように注文する。
きっとトラックの運ちゃんや、働く男たちがこの絶品手作りカレーを食べに来るんだろう。
そして、お腹いっぱいになって、また仕事に戻って行く。
また食べたい!!
そう思わずにはいられない「おばちゃんの愛で溢れた」カレーでした!
湧き水やミリタリーグッズも!
近くには、「駒門の水」という富士山からの湧き水が出る場所もありました。
自由に飲んだり、組んだりもできるみたいで、ペットボトルに入れていく人も。
またお土産物屋さんの一角にはミリタリーグッズもたくさん置いてありました。
きっと、自衛隊の富士演習場があるからですね。
移転 2017年4月20日 リニューアルオープン
現在の場所にある駒門PA(下り)の営業は4月19日の19時30分で営業を終えます。
20日からは移転先でリニューアルオープンとの事です。
せっかく穴場のスポットを見つけたと思ったのに正直、少し残念です。
「絶品手作りカレーはどうなるのでしょうか?おばちゃんはどうなるんでしょうか?」
そればかり気になります。
リニューアルしてもこのカレーがあると嬉しいです。
あとがき
駒門PA(下り)はまさに穴場と呼ぶにふさわしいパーキングエリアでした。
食事処も1軒だけど、逆に1軒だけなのがよかったです。ポツンとある感じがたまらない!
今時のテーマパークのような賑やかなサービスエリアもいいですが、ひと昔前のコンビニやチェーン店もないサービスエリア。そう、哀愁漂うサービスエリアがだんだんと少なくなってきているのは少し寂しいですね…。
疲れた男たちを癒す、「哀愁漂う深夜のサービスエリア」は不思議な雰囲気を持っています。
何か男のロマンみたいなものを感じるんですよね。
移転前に行けた事は、本当によかったと感じています。
そんな旧駒門PAに行けるのもあと少し。出掛ける機会があったら、是非、駒門SAで絶品カレーとロマンを感じて下さい!
駒門PA(下り)そこにはクリアになれる時間がある。
最後まで、ありがとうございました!