子供の鼠径ヘルニアの手術 体験談その8

体験談8 子どもの健康

体験談8

こんにちは。当ブログをご覧いただきありがとうございます。
当ブログは夫婦二人子育ての事など書いています。

この記事の担当は30代2児の母「ぶちかぼちゃ」です。
余談ですが、10月の終わりに誕生日があってついにアラフォー世代となりました。
アラフォーとなり考えたんですけど、服装って今まで通りでいいのでしょうか・・・?
今まで通りだと「アラフォーのくせに若者ぶってる」とか思われたりするのかな・・・?
しかし、大人っぽい恰好は似合わない(と思っている)し、年代に合ったうまい着こなしができるほどオシャレではない・・・。おばさん臭くなるのもまだヤダ・・・。地味に悩む。

さて、我が家の息子君がで4歳4か月体験した「鼠径ヘルニア」
お子様が鼠径ヘルニアで不安に思っている方、予備知識として検索された方、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。

☆「鼠径(そけい)ヘルニア」とは何か?
☆脱腸した時の様子~病院へ
☆手術の事
☆子供の全身麻酔について
☆手術の申し込みと手術待機時の注意事項について
☆手術前検査 本人の様子
☆手術当日 本人の様子

☆臍ヘルニアと術後について

ついに、最後となりました。お付き合いいただきありがとうございます。
最後までよろしくお願いいたします。

☆臍ヘルニアと術後について

・臍ヘルニアについて

そうなんです。実は、息子君「でべそ君」だったのです。

鼠径ヘルニアの手術日を決めた時の事・・・

医師「腹腔鏡のカメラはお臍から入れますので、傷跡はわかりません。」
ぶちカボチャ「え・・・っと。先生、うちの子でべそですけど・・・。」
医師「あれ?そうでしたっけ?」

(息子君の服をめくりお臍確認。)

医師「じゃあ、一緒にやっちゃいましょう。臍成形術ですね。」
ぶちカボチャ「・・・(?_?)」
医師「お臍の上を少し切って、出っ張りを少し取って形を作ります。手術時間は鼠径ヘルニアと合わせて1時間30分かからないくらいで終わります。」
ぶちカボチャ「え!?そんな簡単に??」
医師「そうですね。鼠径ヘルニアで全身麻酔かけるし一緒にやっちゃったほうがいいですよ。」
ぶちカボチャ「・・そう、ですね。お願いします。」

と1、2分の会話で臍ヘルニアの手術もやることに決まってしまいました。
確かに、麻酔を何度もかけるのはイヤだ!1度で一緒にできるならいいのかな?と思ってしまいました。
先生の説明が、あまりにも簡単にサラッと「やっちゃいましょう!」っておっしゃったので「そうですね」と私も簡単に承諾してしまったのです。

しかし、臍ヘルニアってなぜなっているのでしょう?
へその緒を切るのがへただったからって話は間違いだと聞いたことがあります。

小児科では「1、2歳頃には(でべそが自然に)治るよ」って言われたのに、結局4歳になっても治ってなかったし・・・
もっと、手術を決めたときに詳しく聞けば良かったですね。

ちょっと調べてみたいと思います・・・

どうやら、「臍ヘルニア」の原因には2種類があるようです。
1つ目は胃の筋肉が完全に結合していない場合に、その部分から腸が出てしまうことを言うようです。
2つ目は「臍突出症」と呼ばれるもので、臍が窪みきらずに膨らみが残っている事を言うようです。

見分け方は、1つ目の場合は仰向けになると腸が引っ込むので出っ張りがなくなるなどいくつかあるそうです。
息子君は寝ている時でも出っ張っていたので後者だったのかな??

どちらも2歳を過ぎても治っていない場合、自然治癒は難しいため手術になるとの事。
前者の場合は腸が出てしまっている為、鼠径ヘルニアと同様「嵌頓」の状態がコワイようです。→「嵌頓」についての詳しい記事はこちら

・術後について

鼠径ヘルニアの術後ですが、それはそれは小さな傷がふたつだけでした。
本人も全くと言っていいほど気にならないようで、この傷に関しては術後すぐから「痛い」の一言も出ませんでした。
ただ、術後4か月ほど経ちますが傷が1つだけあざの様になって残っています。
脇腹だし本当に小さい物ですのでそれほど気になりませんが、今後このあざが消えるのか?はわかりません。

臍ヘルニアの術後ですが、本当に本当に痛がりました
薬剤師さんから「処方された痛み止めは全て飲みきって下さい。」と言われましたが、本当に飲みきってしまいました。足りないのでは?と思うほど痛がりました。
手術後、白い綿球がお臍に当ててあったのですが、目が覚めた本人が動くとあっという間に綿球が血で真っ赤になりました。
手術を担当した先生からは「綿球が赤くなるくらいの血は大丈夫。ピューピュー血が止まらなかったらダメです。」との説明がありましたが、白い綿球が真っ赤に染まるのは見ていて「本当に大丈夫?」と疑いたくなってしまう光景でした。

退院時、本人はお臍を痛がり歩いて帰れませんでした。
翌日もかなり痛がっていて腰を曲げてお腹が伸びないようにして歩いていました。
翌々日は背筋を伸ばして普通に歩いて過ごすことができ、その次の日から登園できました。

血で真っ赤になった綿球は、退院したその日はまだ血で赤くなっていきましたが、翌日には血が止まり先生の言う通り大丈夫でした。

そして、貼ってあったテープは術後検査の日まで取れる事はありませんでした。

術後検査は、テープを外して傷の状態を確認して「いいですよ」の一言でした。
5分もかからなかったかも・・・。

術後のお臍ですが、確かに出っ張りはなくなりました。
お臍を開いた時にできた傷は、ぱっと見た感じだとお臍のしわに見えて傷だとわかりません。
触ってみると、少し硬く傷だとわかります。

術後、出っ張りは取れたけどお臍が大きくなってしまったような感じがして違和感があったのですが、4か月経ち見慣れた事もありだいぶ馴染んだように感じています。

・あとがき

術後登園すると、保育園の息子君と同じクラスのママから「うちの上のお姉ちゃんがでべそ気にしてるんだけど手術やってどうだった?」と聞かれました。
おへそがコンプレックスでビキニタイプの水着が着れないんだそうです。

手術を小児科の先生に相談した時「手術やっても出っ張りは取れてもあんまり引っ込まないよ。」と言われ手術を進めてくれなかったそうです。

実際に息子君のお臍を見ていると、その小児科の先生のおっしゃる通りかもしれないな・・・と思たりします。
確かに出っ張りは取れました。でも、先生の言う通り自然なお臍のように引っ込んではいないように感じます。

術後かなり痛がっていたので、「あんなに痛い思いをさせてまでやらなくても良かったのかな?」と思った事もあります。

でも、思春期になった時にでべそを自慢する人はいないですよね。
水着が着れないくらい気になってしまっているのなら、手術をしてもいいのでは・・・?とも思います。

臍ヘルニアの手術は腸が出てしまう場合以外はしなくてもいいようです。
「嵌頓」にならないでべその手術は「見た目」だけですので、先生本人とよく話し合ってから進めてみてください。

余談ですが、静岡市は受給者証があり手術費用が保険分は本人の負担がないため、保険外の350円だけでした。ありがたかったです。

最後までありがとうございました。少しでも参考になればうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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